竹の学術研究に関して

竹の研究者というのは日本にそれほど多くないようにおもいます。また、竹の研究をしている場合でも専業ではない。中国やインド等での竹研究は日本よりも盛んなのかもしれません。リンクに一部竹関係の研究をやっている方のwebページも載せておりますので興味のある方は参照下さい。


放置竹林に関して

問題の大きさ

放置竹林の問題に関しては多く述べられていますし、断片的にはその問題を金額的に示したものや竹駆除の補助金等の情報も出てきますが、具体的に被害額のようなものが統計的にはないのではないかとおもいます。恐らく放置竹林の問題が"放置"されるのは、実際困ったり、景観が損なわれるにも関わらず金額換算がしにくいことが原因なのではないかとおもいます。


開花に関して

FT遺伝子などに関して

東京大学の久本洋子助教らの論文があります。

Hisamoto Y, Kobayashi M (2013) Flowering habit of two bamboo species, Phyllostachys meyeri and Shibataea chinensis, analyzed with flowering gene expression. Plant Species Biology 28:109-117.

最近はハチクが開花周期を迎えているのでは?などという情報を耳にします。


竹のゲノムに関して

孟宗竹のドラフトゲノムシークエンス

孟宗竹のドラフトゲノムシークエンスが公開されています(Nat Genet. 2013 Apr;45(4):456-61.)。更に最近新たに、4種の竹のドラフトゲノムシークエンスが解読されました。(Mol Plant. 2019 May 27. pii: S1674-2052(19)30174-1.)。ゲノム解析技術は今度も進展が予測されますし、解読されるゲノムは今後も増えて行くであろうと考えます。


竹の金明化等がなぜ起こるか

キンメイの竹など竹の退色はなぜ起こるのか?というのは非常に興味深いです。トランスポゾンによる影響の可能性も考えられますが、学術的に解明した報告は未だなされていないとおもいます。