竹の魅力

竹とはなんでしょう?身近に結構あったりしますね。1949年に京都大学演習林の初代専任教授になった上田弘一郎教授は「竹は木のようで木でなく、草のようで草でなく、竹は竹だ」と述べていらっしゃったようです(※1)。筍が美味しかったり、その生命力であったり、その趣であったり、惹かれます。そんな竹の魅力、文化が伝わればいいなと私はおもっています。

※1 このページ等で紹介されています

最近の竹事情

竹の利用に関しては近年日本では、竹や竹製品の利用はかつてほどなく、放置竹林が増加するなどの問題も生じています。"コスト"、"効率"という観点からは、竹の利用が広がるというのは考えにくいようにおもいます。従来の竹製品以外に、竹を利用する方法として、繊維、紙、肥料、飼料、発電、セルロースナノファイバー、その他竹コンポジット等利用法は様々検討されているようですが、いずれも実験段階あるいは、本格的な商用生産には至っていない段階とおもいます。では、今後竹は要らないのか…というと私はそうはおもいません。効率等だけだと人生寂しいですね。自然を感じて、手を動かして何か作り、自分の頭で何か考えてみる、そういう営みがとても楽しかったりするものだとおもいます。竹の利用という観点では、もそういう文化的な側面が強いとおもいます。実際にトヨタが竹ハンドルを作っていたり・・・そんな使い方がされたらいいなとおもいます。

大げさかもしれませんが、竹文化が発展していくような世の中は、恐らく心豊かな世界なのだとおもうし、日本、世界の平和にも繋がると私は考えています。

このwebサイトでは、竹の文化や産業、他様々な竹に関する情報を集めてたり、私が発信できることを記載していきたいと考えています。

見た人が楽しい、そして、こんなことが出来たらとか想像が膨らむようなそんなサイトができたらと考えています。

文化、研究、その他に関して継続的にまとめていきます。楽しんでいただけたら幸いです。


身近な竹

公園に植えられた竹(つくば市洞峰公園)


面白い形の竹(身近ではないかもしれませんが、面白い例としてブツメンチクです)


竹は家の植栽にもよく合います。クロチク、トウチク、スズコナリヒラ等々良く見かけます。近所でキッコウチクを受けている方も何件か見たことがあります。素敵ですね。

-----最終更新2021/02/01-----